他人の言葉に振り回されないために
高圧的だったり、上から目線だったりする他人からの
言葉が頭から離れない・・・
気にしても仕方がないと自分に言い聞かせても、ふと気が付
くと、そのことばかり考えてしまう・・・
このような「他人の言葉に振り回されやすい」といった悩みを
抱えておられる方は多いのではないでしょうか?
では、他人の言葉に振り回されないためには、どうすれば・・・・・?
「うまい言いかえし方」や「気にしない方法」を身に着けるのもむずかしい
と感じられるかもしれません。
他人の言葉に振り回されないための要点は、
①「言葉」やそれを発する「人間」は不安定でいい加減なものである
という前提に立つ。
②「自分の言葉」を取り戻す
= 言葉に対する『主権』を自分のものにする。
の2点と言えます。
①「言葉」やそれを発する「人間」は不安定でいい加減なものである
という前提に立つ、については
人は置かれた状況や心身の状況によって変化し続けますし、
人間の言葉も、あたかもアジサイが植えられた土壌のPHなどによって
色を変えるように、体調や周囲の状況によって言葉の調子も変わります。
その様な前提に立って人の言葉を捉えるようにしましょう。
②「自分の言葉」を取り戻す = 言葉に対する『主権』を自分のものにする、
については、
・どの言葉を受け取り、どの言葉を受け取らないかを自分の基準で判断する。
・他人の言葉をどの様に解釈するかを、自分で決める。
・自分が発信する側になった際も、自分を主語にして自分の考えや感情を話す。
ことを心がけるようにしましょう。
そして、
・『どの言葉を受け取り、どの言葉を受け取らないかを自分の基準で判断する』は
「自他の境界線」がしっかり引けている事、
・『他人の言葉をどの様に解釈するかを、自分で決める』は
「アイデンティティ」の拡散が無い事、
・『自分が発信する側になった際も、自分を主語にして自分の考えや感情を話す』は
自分の考えや感情を自分で伝えることができる(≒自分の身は自分で守る事が出来る)
という「安心感」を持っている事、
が重要であり、これらは次の図の様にお互いに影響し合っています。
この、
「自他の境界線」と「アイデンティティ」と「安心感」のトライアングルが
安定していると、対人関係がスッキリ保たれ、他人の言葉にふりまわされ
にくくなってきます。
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