モチベーションが上がらない?!そんな時に試してみる方法➀~概要編~
大阪 岸和田市にある心と行動のコンディションニングセンター「mentalfit」です。
12月に入り、日に日に寒くなってきましたがみなさんは風邪などひいていないでしょうか?
冬になると風邪だけでなく、気持ちもなかなか上がらない日もあったりします。
「やる気がでない」や「やった方が良いとは思うけど・・」といったようにモチベーションが上がらないといった経験がある方は多いと思います。
筆者も試験勉強やランニングといったことを経験しましたが、行動するまでに時間がかかりました。
モチベーションとは
「人が行動を起こすときの原因、すなわち動機」を意味するとあります(コトバンクより)。
では、どうすればモチベーションを上げることができるのか?
ここで、心理学者のBandura(以下、バンデューラ)が提唱した自己効力感にヒントがありそうです。
自己効力感って?
自己効力感は「自分が行為の主体であり、自分が行為を統制しており、外部からの要請に対応できるという確信」のこと。
この自己効力感が強いほど実際にその行動を遂行できる傾向があります。
さらに、自己制御という概念では自己の内的な要因が行動に与える影響を重視しています。
この概念に基づくと、人は自己の行動をモニターし、その内容と自己のもつ何らかの基準(要求水準など)とを比較して行動を評価し、その結果に応じて自己の行動を統制するとされます。
自己制御ができる子どもの方が、社会的スキル、対処能力において優れているとされています。
つまり、今の時代でいうところの「PDCAサイクル」を回せるようにするということに近い印象ですね。
まずは自分の行動を観察して記録していくのが一般的です。
生活記録票や睡眠記録、仕事で言えば日報などが当てはまります。
アプリを使えば自分の行動も簡単に記録できそうです。
自己効力感の上げ方は?
では、どうすれば、自己効力感を上げていくことができるのか?
バンデューラは、自己効力感を上げるのに影響を与える要因として4つを提唱しています。
その4つについては、次回取り上げていきたいと思います。
次回へつづく・・・