【mentalfitの考え方】リワークは毎日通わなくてもいい|自分のペースで復職を目指すスモールステップ
「リワークを利用してみたけど、毎日通える自信がない」
「体調に波があるのに、休まず通わないといけないの?」
見学や体験に来られる方から、最も多くいただくのがこの質問です。
結論からお伝えすると、「最初から毎日通う必要はありません」。
多くのリワーク施設が「まずは週5日通所を目指しましょう」と言う中で、mentalfitは少し違うアプローチを取っています。
今回は、当施設が大切にしている「通い方」の考え方と、なぜ最初から頑張りすぎない方がいいのかについてお話しします。
利用者の約80%が「週2〜3日」からスタートしています

リワークは、無理をして通う場所ではなく、自分に合ったペースを「見つける」場所です。
実際にmentalfitを利用されている方の通所頻度は、以下のようになっています(岸和田店:2026年4月時点)。
- 週2日:30%(外出する習慣をつくる時期)
- 週3日:20%(少しずつ活動量を増やしていく時期)
- 週4日:40%(生活リズムが安定してくる時期)
- 週5日:10%(復職・就職の準備が整った時期)
多くの方が、まずは週2〜3日からスタートし、体調や生活リズムに合わせて段階的に通所日数を増やしていきます。大切なのは「今の自分に無理のないペース」を見つけることです。
週5日が少ない理由
週5日の数値が少なく見えるのは、週5日通所が安定した方の多くが、復職・再就職のステップに進まれ「卒業」されているからです。
週5日通所は、あくまで復職に向けた「準備が整ったサイン」。最初から目指すゴールではありません。
リワーク卒業者インタビュー|週2日から始めて5ヶ月で復職したAさんの体験談
理論に基づいた「スモールステップ」の重要性
mentalfitでは、心理学やリハビリテーションで使われる「スモールステップ」という考え方を大切にしています。
なぜか。
いきなり「週5日フルタイム」という高い目標を掲げると、体調を崩した時に「自分はダメだ」「また失敗した」と自信を失ってしまうリスクがあるからです。
スモールステップの進め方
- まずは「午前中だけ」「週2日だけ」
確実にできることから始める - 「できた!」という小さな成功体験を積み重ねる
達成感が次の一歩につながる - 焦らず、自分のペースで少しずつ活動量を増やす
無理のない範囲で前進する
こうすることで、低下していた自己効力感(自分ならできるという感覚)を少しずつ回復させ、脳と体を段階的に仕事モードへと慣らしていくことができます。
【合わせて読みたい】
[mentalfitのプログラム内容|1日のスケジュールと復職までの流れ]
[リワークとは?復職までのステップを分かりやすく解説]
もうひとつ、大切なこと

新しい場所に属するのって、どうしても緊張しますよね。
「知らない人ばかりの中でうまくやれるだろうか」
「周りについていけなかったらどうしよう」
そんな不安を感じるのは、とても自然なことです。
だからこそ、mentalfitでは少しずつ場所や人に慣れていただけるペースを一緒に探していきます。
無理に頑張る必要はありません。
「しんどくならないペース」を知ることが、最大の再発防止
復職後に最も避けたいのは、無理をしてエネルギーを使い果たし、再び休職してしまうことです。
リワーク期間中に取り組むべき大切な訓練の一つに、「ペーシング(活動量の調整)」があります。これは、自分の体調やエネルギーの使い方を客観的に知り、コントロールする力を身につける訓練です。
ペーシングで見つける「自分の取扱説明書」
- 自分がどのくらい動くと疲れを感じるのか?
- どのくらい休めば回復するのか?
- 「しんどくなる一歩手前」でブレーキをかけるにはどうすればいいか?
これらを専門スタッフと一緒に客観的に振り返り、自分だけの「取扱説明書」を作っていきます。
「毎日通うこと」を目標にするのではなく、「無理なく働き続けられる方法」を見つけること。これこそが、リワークを利用する最大のメリットです。
見学について
mentalfitは、厳しい訓練の場ではありません。あなたの復職までの道のりを、並走するパートナーでありたいと考えています。
- 「今の体調なら、どのくらいの頻度から始めるのがベストか?」
- 「どんなステップを踏めば、安心して職場に戻れるか?」
その答えは、お話を聞かせていただかないと分かりません。
よろしければ、一度見学にいらしてください。
[リワーク利用の流れ|見学からご利用までのステップ]
[リワークの費用は?]
[うつ病で休職中の過ごし方|復職準備を始めるタイミングとは]
