つらい時はつらい・・・そんな時に試してみてほしいこと
こころと行動のコンディショニングセンター「mentalfit」の篠倉です。
新年を迎えたばかりなのに、1月も半ばまで来ました。仕事も調子を取り戻してこられた時期ではないでしょうか?
調子が戻ってこられて、これから頑張ろうとされている方もいれば、
全然調子が出ないといった方もおられると思います。
1日の中でも、人は様々なことを見たり聞いたり、考えたり話したりと自分で思っているよりも多くのことを行っています。
その中で、気分や感情もそれに合わせて「なんでや?」と不安に感じたり、「よかった」と安心したりと常に変化しています。
でも、気づくのは「気分が変化しているな」という行動している瞬間のことよりも
「行動していないな」「しんどい気持ち」「昨日はもっと気分が上がっていたはず」と良くない考えが出てくるのは行動した後だったりします。
あの人は悩みが少なそう、前まで疲れていたのに元気になってるのか・・と自分以外の人のことが気になりやすくもなります。
人には色んなことを「あの時より悪い」「前はもっと良かった」と比較してしまうクセがあります。
日本には春夏秋冬のように季節があり、温度も変わってきます。昨日と今日の温度が違うのは当たり前です。
明確に何月何日から「冬」なのか、または「春」なのかは決まっていません。
でも、なかなかそのことに気づきにくいのではないでしょうか?
人の人生や感情も同じで、楽しい時期もあれば辛い時期もあります。
辛い時期は、無理に元気を出したり、良かった時と比較してしまいます。
でも、辛い時はあえて辛いこと、しんどいことを考えてみても良いと思います。
まずは、今「自分ができることをする」
それをするだけでも十分大変なことだと思います。
辛い時期は、自分を労わることに集中してみてください。
頑張らないことをしてみましょう。
その経験を超えると良くなる時期はきっと来ます。